本文へスキップします。

フリーワード検索 検索

【全】ヘッタリンク
【全・SP】バーガーリンク
たいとる

急速に広まった在宅勤務・テレワーク体制への対応(5)

ほんぶん

コロナ以前には戻れない在宅勤務の取り組み

寄稿者:宮寺 一樹(ウェブ・メルマガ分科会委員長)

東京商工リサーチが行なった調査でリモートワーク実施したが、現在はやめた企業が26.7%あるとの結果が出ていました。
参照:https://www.tsr-net.co.jp/news/analysis/20200714_01.html
ただ、現時点でもリモートワークを行なっている企業は31%ということなので、それなりの数の会社は続けているようです。
私も週の半分は時差出勤していますが、目に見えて電車が混んできています。
まだ週2~3日はリモートワークとなるため、個人では引き続き自宅の環境整備が必要な状況です。

自宅の環境整備が難しい方もいるようで、企業によっては今後リモートを定着させるために様々な施策を検討中のようです。
例えば
・サテライトオフィスの充実
・シェアオフィスの活用
・カラオケ店やカフェの無料wifiなどのリモート作業可能な店舗
などです。
サテライトオフィスはともかく、シェアオフィスやリモート可能な店舗はセキュリティの面で情報漏洩などの懸念があるため、許可するのであれば状況をそれなりに調査した方が良さそうです。
最低限セキュリティ面で心配のない環境が望ましいですが、オンラインミーティングをするのであれば、カフェなどのオープンな空間では声が周りの迷惑になり、さらにマイクが周囲の音を拾ってしまい、とてもじゃないですがミーティングどころではない状況になりそうです。

このように自宅以外でのリモートワークは様々な問題をはらんでいるため、企業側は場所を選ぶ上での指標を社員に提示していく必要が出てくるでしょう。

また、リモートワークを行う場合、業務を円滑に進めるためのコミュニケーションツールは必要不可欠です。
各社様々なツールを導入しているようですが、私の勤務先は全社的にG suiteを導入しているため、コロナ以前からテキストチャット用にGoogle Hungoutを使用していました。その流れでコロナ以降は社員同士であればGoogle Meetというビデオコミュニケーションツールを使用しています。ウェビナーツールとしてzoomを導入しているため、場合によってはzoomミーティングを行うケースもあります。

Meetにはzoomのようにバーチャル背景を設定できないため、在宅時に家の中が見えてしまう問題がありますが、これを解決するツールも存在します。「Snap Camera」というツールですが、こちらを導入するとMeetで背景を設定するどころか、画面自体にエフェクトをかけたりスマホのカメラアプリのように顔を変形させたりすることも可能になります。私もたまに顔が落書きされているように見えるエフェクトを使ってミーティング待ち時間に楽しんでいます。こういう時代だからこそこのような遊び心のあるツールも必要ではないでしょうか。

リモートワークをするにあたって、他にも便利なツールがあればJMRAメルマガで紹介しようと思います。

では良いリモートワークを。

2020.7.20掲載