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ESOMAR国際綱領改訂の動向について

2007/10/16
JMRA綱領委員会 委員長
(株)日経リサーチ 池田 達哉


 
9月15日からベルリンで開催されたESOMAR Congress2007に参加。綱領の改訂について情報を収集した。 

ESOMARの倫理綱領は、ご承知のようにICC/ESOMAR国際綱領と呼ばれるもので、市場調査のいわば世界憲章の位置づけ。 数年来、ESOMAR会員、調査会社、各国の市場調査の協会から意見が寄せられて、検討されてきた。今回その最新版が発表されたが、指摘されていた問題点が改善された内容になった。 例えば当初案では削除されていた「科学的原則」が復活されるなどしたことだ。 ESOMAR事務局によれば、これを最終案として年内に会員の投票にかける予定とのこと。

並行して、英国(MRS)、ドイツ(ADM)、米国(CASRO)やブラジル(ABEP)など各国の協会の代表とも意見交換を行った。 どの国も概ね改訂案の最新版は、改善されたとして内容自体に異議を挟む人はない。 しかしMRSADMなどEFAMROを構成するヨーロッパの各国の調査協会では、業界の自主規制を強化すべきという考えがあり、調査の基本原則と懲罰規定をセットにした実効性のある枠組みの導入を加速したいと考えている。

JMRAの倫理綱領は、現在のICC/ESOMAR国際綱領に遵守するものとして制定された。 倫理綱領委員会では、世界の動きを鑑みながら、このJMRAの倫理綱領を改訂する必要があるかどうか、必要があるとすればどうするのが望ましいかを討議し、報告していきたい。










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