- お名前
- N.Y.
- 性 別
- 女
- 年 齢
- 41歳
- 会 社
- 株式会社ビデオリサーチ
- 経験年数
- 17年
- 好きな食べ物
- 貝類全般
- 座右の銘
- ポジティブ脱力シンキング←力まない!
- もし生まれ変わるならなりたいもの
- 無職の金持ち

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質問 1
あなたがリサーチャーとして成長を実感したのはどんな時?
7、8年前のことです。調査慣れしているあるクライアントからグループインタビューを受注した際、ハッキリ言って最初から「データ提供しか求めていない」という雰囲気がアリアリでした。課題整理や調査設計の場でも「そちらには聞いてないから」とシャットアウト・・・。それでもめげずに、インタビュー時のバックルームで、参加者の発言に対する自分なりの解釈や提言を投げかけ続けました。その結果、最終的には「どう考える?」「相談したいんだけど」と頼ってくださるようになり、デブリーフィングに立ち会えない場合も、「彼女の意見を聞いておいて」と仰ってくださったり・・・。粘って食らいついて良かったなあ~と感動しました。また、それを苦労ではなく、「快感」と感じられるようになったことも成長の証だと自負しています(笑)。
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質問 2
今だから言える失敗談
新人として営業をしていた頃、あるクライアントから少し無茶なスケジュールでの業務を要請されました。仕方なく他の業務予定をキャンセルし、その業務に当たったのです。その後、納品メールを送信する際、件名を、「仮納品」と表記するつもりが、よりによって「怒り納品」と誤表記にて送ってしまったのです!! 気持ちが漏れ出ちゃってる~~(汗) その後、クライアントからは「そんなに怒らないでよ~」という優しいお返事を頂戴しました。皆様もタイプミスには十分ご注意を!
ちなみに、そのクライアントとは、今でも仲良しです! -
質問 3
リサーチャーとしての悩み(過去・現在)
現在私は、絶賛イヤイヤ期真っ只中の2才児の子育て中です。仕事と子育ての両立というのが現在の一番の悩みです。本来ならば、定性調査のリサーチャーは、昼夜問わず(?)多忙な業務に追われるケースが多いですよね? そんな中、現在時短勤務で、物理的に、日中しか業務に携わることができない立場の中、業務の幅が狭まることへの不安やジレンマが、どうしても付きまといます。
また、リサーチャーとして、常に生活者の消費行動や動向にアンテナを張るべく、積極的に街に出て観察することも大切な情報収集だと思っていますが、子連れだとどうしても億劫に感じ、引き籠もりがちに・・・。視野や行動範囲の狭まりがリサーチャーとしての感覚を鈍らせてしまうのではないかという不安もあります。
なので、いまは、それらを補い、克服する方法に頭を悩ませています。 -
質問 4
いま気になる新商品・サービスなど
自分が子育てをする立場になって、初めて知ったことが多いのですが、とにかく、「子育てママ向け」の商品の多いこと! 少し工夫したり我慢すれば従来の商品でも使えるにも拘わらず、「子育てグッズ」とか「とても便利だった」などの口コミを耳にしてしまうと、ついついそのニッチな隙間商品を手にしてしまいます。
例えば、極細綿棒。少し小さめの綿棒だったら大人と共用にできるのに、赤ちゃん用だから小さい方が良かろうという固定観念が働くのです。また、鼻吸い器も同様。乳児は自分で鼻をかめないので、鼻水を吸い出してあげる必要があるのですが、そもそもストローを鼻に差し吸い上げれば済みます。けれど、世の中に赤ちゃんの鼻吸い器はたくさん商品化されており、中には電動なんてものもあります。
少しでも不便があれば、それを補う商品が次々と生まれる。商品の進化を支えるマーケティング精神ってすごいな~と関心するばかりです。
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