- お名前
- T.M.
- 性 別
- 男
- 星 座
- みずがめ座
- 会 社
- 株式会社マクロミル
- 経験年数
- 11年
- 好きな食べ物
- 甲殻類・頭足類
- 座右の銘
- ローマは一日にして成らず
- もし生まれ変わるならなりたいもの
- トリリンガルなリサーチャー?

-
質問 1
あなたがリサーチャーとして成長を実感したのはどんな時?
市場調査会社に転職する前は、マーケティングとは無縁の仕事をしていましたが、あまり業界研究をしていたわけではなく、入社当時は「4Pや3Cって何ですか?」という状態でした。
2年くらい経った頃、クライアントの担当者から再三分析のやり直しを命じられたことがありました。その案件の報告会が終わったときに、ずっと横からやり取りを見ていた担当者の上司からお褒めの言葉をいただいたときに、ようやく独り立ちしたと感じました。努力していれば、見てくれている人は必ずいるんですね。 -
質問 2
今だから言える失敗談
報告会のときに、どうもお客様の感覚と違っている結果となっているときがありました。
持ち帰って調べてみると、たくさんのグラフを作成しているうちに、グラフのタイトルを書き換えるのを忘れていました。このようなことは許されるわけはありません。
二度とこのようなミスを犯さないように、グラフを作成するときには、トレーサビリティが保てるようにデータの管理を工夫するようにしています。 -
質問 3
リサーチャーとしての悩み(過去・現在)
業界経験の長さに対して、案件をこなしている数は必ずしも多くはありません。特に定性調査については絶対的な経験不足だと思っています。
また、マーケティングリサーチ業界の外で起こっていることにも目を向けると、情報銀行やIoT、MaaSなどどの業界も激流のように動いており、マーケティング・リサーチも柔軟に進化していくことでしょう。
だから今のままで妥協することなく、自己研鑽のために時間を費やしていく必要があると思っています。 -
質問 4
いま気になる新商品・サービスなど
ズバリQRコード決裁ですね。私はふだんから交通系のICカードで決裁することが多いのですが、その便利さが当たり前になってしまい、いつの間にか小銭入れのない財布を持つようになってしまいました。
2018年には様々なQRコード決裁サービスが登場しましたが、このQRコード決裁がどこまで普及するのかに注目しています。
これまでも交通系ICカードやクレジットカードもありましたが、これらはどこでいくらの買物をしたのかはわかりますが、何を買ったかはわかりません。しかし、QRコード決裁ではどの商品をいくつ買ったかという情報までわかります。いわば誰もが気軽に使用するID-POSのようなマーケティング・データとなり得るわけです。
2019年には「Amazon Pay」もブレークするかもしれません。そうなるとオンラインからオフラインまでのすべての購買行動が取得できるようになります。
もしかしたらQRコード決裁の普及は調査業界にとって黒船のような存在になるかもしれません。
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