- お名前
- R.F.
- 性 別
- 男
- 年 齢
- 36歳
- 会 社
- 株式会社ネオマーケティング
- 経験年数
- 10年
- 好きな食べ物
- 桃
- 座右の銘
- 回答無し(一つに絞るのが難しいため)
- もし生まれ変わるならなりたいもの
- 不老不死の猫

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質問 1
あなたがリサーチャーとして成長を実感したのはどんな時?
調査背景・調査目的が大切と言われています。しかし、駆け出しの頃はデータ分析者としての役割が多かったため、データだけで物事を捉えがちでした。
なぜ調査背景・調査目的が大事なのかを腹に落とせていなかったと思います。データ分析から報告書作成まで業務が広がった時に、調査背景と目的の大切さを痛感しました。以降は、よりデータ分析の質・スピードもアップしたと感じました。 -
質問 2
今だから言える失敗談
初めてID-POSデータを扱った時です。アンケートデータは同じ人が一度しか登場しません。とてもきれいなデータです。一方、ID-POSは同じ人が複数回登場します。そのため、ID-POSデータは集計時にとても厄介です。なぜならば、ID-POSデータを単純にカウントすると、同じ人を複数回カウントしますので、同じ人が複数人として集計されるためです。単純集計、クロス集計、統計解析に至るまで、ID-POSデータを扱う際にはとても注意が必要です。
ID-POSデータを扱ったことで、あらゆる消費者データ(ID-POS、アンケートデータ等)は、“人”を意識することが非常に重要だと学びました。 -
質問 3
リサーチャーとしての悩み(過去・現在)
未知な分野に挑む際のアプローチ方法です。職業柄、何も知らない・未経験の業界のリサーチを担当することがあります。良くても、浅く知っている程度です。その際には、限られた時間の中で、業界を理解し、リサーチの企画をしなければなりません。
日頃の鍛錬で未知な分野を既知な分野に変換することに加えて、未知なる分野に対するアプローチを日々模索中です。 -
質問 4
いま気になる新商品・サービスなど
あらゆるモノコトの垣根が曖昧になっている時代と感じています。
例えば、飲料であれば、「サントリー 南アルプスの天然水&ヨーグリーナ」は乳性飲料なのか、フレーバーウォーターなのか、ミネラルウォーターなのか。企業単位で見ても、富士フイルムは異業種の化粧品業界にも進出し、シェアを拡大しています。
垣根が曖昧になって、新しいサービスと商品が生まれています。これはリサーチするにあたって、既存の枠組みで捉えていると市場を正確に把握できない可能性を示唆しています。自ら垣根を作らず、柔軟な考え方を持つことが大切な時代になるかもしれません。
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