- お名前
- K.A.
- 性 別
- 男
- 星 座
- 蟹座
- 会 社
- 株式会社マーケティング・リサーチ・サービス
- 経験年数
- 約20年
- 座右の銘
- 下準備8割・実行2割
- もし生まれ変わるならなりたいもの
- 女性

-
質問 1
あなたが実査担当として成長を実感したのはどんな時?
クライアントから相談を受ける時です。
私のメイン業務は実査全般にかかわるオペレーションですが、キャリアが浅い頃は先輩に相談しながら説明していたので、クライアントからは心配の眼差しで見られていたと思います。それが徐々に「こういう時はどうしたらいい? こういうターゲットを集めるにはどうしたらいい?」と社内外から意見やアドバイスを求められる立場になっていることに気づきました。
実施の難易度が高い案件などで、こちらから代替案を提案し意見が通った時や、自分で直接調査自体を受注できるようになった時に、ステップアップを実感しました。 -
質問 2
今だから言える失敗談
慎重で疑い深い性格なので、これといった大きな失敗談はありませんが、キャリアが浅い頃はその目的を果たすことだけに夢中になって、小さな落とし穴を見逃がすことがありました。例えるとすると「ネジや釘のレベルまでは見ていない」ことがあったのです。
大きなものを支えているのは、必ずと言っていいほど小さな部分です。ここを疎かにすると大惨事に繋がりかねません。たまたま抜けていたのが1本だけだったから、大きなトラブルにはならなかったけど、これが5本、10本だったとすると・・・とヒヤっとしたこともありました。
現在は、どんな変更や修正が発生しても、何が起きてもその場で即座に対処するというミッションを果たすべく、ゴールまでの橋は、常時複数本架けるようにしています。これが「下準備8割・実行2割」の座右の銘に繋がります。 -
質問 3
実査担当としての悩み(過去・現在)
街頭CLT(キャッチ)中心から、プレリクCLT(事前呼集)中心の時代に切り替わり10年以上が経過します。年々スケジュールがタイトになり、調査内容も多様化し、求められることも増えています。
多様化は調査費用に反映させたいのですが、費用の増額は簡単には認められず、担当社員の負担が増え続けています。
調査のスペックやクオリティを維持したまま、いかに費用を抑えていくか、担当社員の負担を軽減していくか、という部分には、常に頭を悩ませています。 -
質問 4
在宅勤務をやってみて(もしくはやってみることになって)の感想や気づきなど
在宅勤務によるモチベーション向上や一部のコストカットで業務の効率化が進んだ一方で、機密情報漏洩リスクの増大、社内のコミニュケーションの低下、個々人の進捗管理、在宅勤務が可能かどうかによる社内の不公平感など、さまざまな面で問題も出てきているように感じています。
特に、もともとコミニュケーションが苦手な人や、相談やアドバイスがその都度必要なキャリアの浅い社員にとっては、今後成長できるかどうかの分岐点になるかもしれないので、個々人のやる気とこれらをすべてコントロールしなければならない管理職の手腕が試される状況だと思います。 -
質問 5
いま気になる新商品・サービスなど
COVID-19により、先行きは不透明ではありますが、オンライン事業、フードデリバリー、リモートワークビジネスなど、さまざまなビジネス環境が変化しています。その中で私が特に注目しているのは、フードデリバリーサービスです。
2015年頃から徐々に成長を遂げてきたフードデリバリーサービスは、注文も決済もオンラインで手軽にでき、軽減税率の対象にもなります。外食が躊躇われる状況下で食の楽しみを得る手段として、そして食生活の一端を担う重要なインフラとして、今後どのような変化を遂げるのか、注視したいと思います。
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