- お名前
- S.K.
- 性 別
- 男
- 年 齢
- 39歳
- 会 社
- 株式会社日本リサーチセンター
- 経験年数
- 16年
- 好きな食べ物
- ビール
- 座右の銘
- 型があるから型破り。型が無ければ、それは形無し。
- もし生まれ変わるならなりたいもの
- 学芸員

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質問 1
あなたがリサーチャーとして成長を実感したのはどんな時?
「自分の力(だけ)で頑張ろう!」と思わなくなったときに成長を実感しました。
入社したての頃は大きい案件をさっそうとこなす先輩を見て、早く一本立ちしたい、たくさんの大型案件を任される人になりたいと思っていました。でも、結局一人でできる仕事量は限られているし、一人で何本も業務を抱えていると仕事が粗くなる、アイデアも出なくなる、気持ちもふさぎ込む、最終的にはミスを起こす・・・まさに悪循環です。クレームも起き対応に追われている時に同僚から言われた言葉が、「一人で抱え込みすぎだって」。
ふと周りを見渡すと、同僚、先輩、アシスタントさんなど、一緒に業務を進めてくれたり、相談にのってくれる人たちはたくさんいるんですよね。それからは、うまく人と相談、分担しながら業務を進めることを意識しました。そうすると気持ちに余裕ができ、余裕ができると視野が広がり、視野が広がると今まで見逃してきた小さな違和感にも気づけるようになります。視野が広がり気づきが増えたことによって、案件業務だけでなく業務改善に取り組むなど、仕事にも幅が出たように思います。
自分の限界に気づき、「仕事は一人の力だけで成り立っているものではない」と身をもって理解したときに、社会人としての階段を一歩上った気がします。 -
質問 2
今だから言える失敗談
会場調査にて、2時間の予定で調査スケジュールを組んだところ、実際には3時間以上かかってしまい、途中で何人かの方が調査途中で帰ってしまいました。
調査票の分量は適切だったと思うのですが、年代が高い方や足が不自由な方をプレリクルートしたため、回答スピードや移動スピードを考慮しきれなかったことが要因でした。
翌週にも同調査を実施したため、その際には省略できる部分、短縮できる部分を探すなど実施内容を再調整し、対象者には当初の予定よりも時間が長めにかかることをアナウンス。今度は無事終了で事なきを得ましたが、ひやひやものでした…。 -
質問 3
リサーチャーとしての悩み(過去・現在)
自分自身が進むべきキャリアパスは自分にとって正しいのかと常に自問自答しています。自身のキャリアとして、データ収集や調査手法に関して専門性を深めるぞという思いはあり、存分にできる環境にある今はある意味充実しています。
ただ、仕事をしていると時々「一つの業務のみをやっていて良いのか」と心の声が聞こえてきます。思い切って違う業務をやろうとすると今度は「短い会社員人生、脇道に逸れていてよいのか」という考えも頭をもたげ、迷い悩む日々です。 -
質問 4
在宅勤務をやってみて(もしくはやってみることになって)の感想や気づきなど
在宅勤務時代が始まる前は「仕事なんてどこでもできるでしょ」と思っていましたが、いざ始まってみると会社はなんと仕事がしやすい環境なのか!と心から実感しました。オフィスの机と椅子は快適だし、プリントアウトはいつでもできる、通勤も気分転換には悪くない時間だったんだなぁとしみじみ感じています。
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質問 5
いま気になる新商品・サービスなど
こんな時代だからこそ、オンラインではない従来型のサービスが気になります。現地への旅行、対面式での販売、活気あふれる飲食店…いつだって直接の体験は何にも変え難いし、人は人に直接会いたいし、見たいものはこの目で見てみたい。そんな生活が私はやっぱり好きです。
コロナを超えてどのように進化してゆくのか、注目するとともに一消費者として素直に期待しています。
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