報告：インターネット調査品質委員会委員長 村上智章
インターネット調査品質委員会では、ネットリサーチの現状や委員会の活動内容を多くの人に知っていただくために、日本マーケティング学会カンファレンス2018のポスターセッションで発表を行いました。
当委員会が作成したポスターは2017年に策定した「インターネット調査品質ガイドライン」と今年度から着手し始めた「調査分割法」の紹介をいたしました。調査分割法は調査ボリュームの大きな調査票を複数に分割し、グループごとに回答する質問群を指定して、1人あたりの回答負荷を軽減しようというものです。まだ基礎的な段階ですが、調査票を分割することで回答離脱者や短時間で回答する人の割合が減少するという効果が確認されています。
当委員会では、これからも多くの質問を聞きたいというクライアント企業の皆様のニーズに応えるための手段として、調査分割法の実証研究を続けてまいります。
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