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序文

倫理綱領と法規制

わが国におけるすべての市場調査プロジェクトは、「JMRA(日本マーケティング・リサーチ協会)マーケティング・リサーチ綱領」と、JMRAが定める諸ガイドラインに従って実施されるものとする。
また、これらの規定類は「ICC/ESOMAR(国際商業会議所/ヨーロッパ世論・市場調査協会)MR綱領」と「EMRQS(EFAMRO=ヨーロッパ市場調査団体連盟の市場調査品質基準)」に準拠し、国際的に市場調査機関に要請されているすべての事項(事実上の国際標準)に適合させることを目標とするものである。

JMRAに加盟するすべての市場調査機関は、わが国の民間部門における個人情報の取り扱いに関する規定であるJIS Q 15001に準拠したプライバシーマーク制度の精神に従い、個人情報とプライバシーの保護に万全を期すものとする。 また、今後わが国でも民間部門における個人情報の保護に関する法律が制定されたならば、ただちに新法に準拠するものである。

 

JMRA品質基準の存在理由

2.1.本基準策定の背景
MRA及びすべての加盟市場調査機関は、国内外で高まる品質保証に関わる発注者(クライアント)の要請に応えるため、ISO(国際標準化機構)9000シリーズの認証取得をはじめとする品質管理体系の整備に着手したところである。
近年わが国内では、あたかも「代表性のある定量調査」と誤認させるような、粗悪で非科学的な「調査」が横行するきらいがあり、市場調査そのものに対する信頼が揺らぎかねない危険な兆候が生じている。 そのため、われわれは社会科学としてのマーケティング・リサーチを担う実務的な立場から、国内外のクライアントより負託されるすべての市場調査プロジェクトにつき、適用されるべき最低限の品質管理基準を示すことによって、非科学的な「調査」の氾濫を排し、市場調査機関としての使命と社会的責任を果たそうとするものである。
2.2.本基準の性格

本基準は、JMRA及び加盟会員企業の自発的意思によって採択され、良識ある業務慣行として定着されるべきことを目指している。 すなわち、わが国の市場調査業界における自主規制としての、品質管理上の行動規範として位置づけられるものである。
また本基準は、市場調査機関とクライアントとの権利及び責任を規定する要素を含んでいる。 したがってこれらは、われわれの努力によってクライアントに周知され、遵守されるよう働きかけていくべきものでもある。
なお、JMRAの綱領及び諸ガイドライン等との関係を示すとすれば、以下のようになる。

  • 0次.(ICC/ESOMAR国際綱領)
  • 1次.JMRA綱領
  • 2次.JMRQS(本品質管理基準)
      JIS Q 15001(個人情報保護基準/プライバシーマーク制度)
  • 3次.調査マネジメント・ガイドライン
      CLTガイドライン   ・・・等
2.3.ISO9000シリーズとの関係
本基準では、品質管理体制の整備とともに、まずJIS Q 15001個人情報保護基準に準拠したプライバシーマーク制度の認証取得を第一段階の課題と捉えている。
ISO9000シリーズとは直接連動するものではないが、その精神が目指すところは同じであり、今後多数の会員企業がISO9000の認証取得を果たすことを推奨するものである。


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