法務委員会

ISO20252認証協議会

2006年5月に発効したISO20252の国内認証化へ向けて、認証システムの構築に取り組み、正会員社の申請から認定までの一連のISO20252認証スキーム構築の完成を目指します。また、TC225のWG2(作業部会)において議論が続けられているアクセスパネルの規格について、協会が国内審議団体として委員を派遣しパーティションメンバー国としての役割を果たしていきます。


ISO20252の認証準備

ISO20252の第三者認証を実施するための機構作りとして、認定機関、認証機関、調査会社、ユーザーサイドの連携の下、「ISO20252認証協議会」を2007年7月に正式に立ち上げ、同規格認証スキームの礎を作成し審査体制の構築に取り組みました。 認定機関には、財団法人日本適合性認定協会(JAB)、認証機関(審査登録機関)には財団法人日本規格協会他複数の関係機関の協力を得ました。 また、ISO20252の翻訳書(英日)を完成させ、2007年10月から同規格の対訳版として財団法人日本規格協会から出版が開始されました。

同時に同規格の各国における普及活動の情報収集を行いました。2007年9月にはベルリンにて「ISO20252パネルディスカッション」が行われ、イタリア、メキシコ、オランダ、日本、フランス、イギリスの普及活動が報告されました。 JMRAからは同規格協議会代表として一ノ瀬委員長、古川委員を派遣し、日本における同規格認証化の活動報告を行いました。 イギリスでは長年のMRQSAの経験から旧来の認証制度をISOに切り替えることを行うだけで、スムーズに普及活動が行われているものの、他の国では普及活動がまだ満足できるレベルに達してはいないことを確認しました。


今後の活動予定

  1. ISO20252認証マニュアルの作成
    正会員社申請・認証までの一連のISO20252認証マニュアルを作成し、本年度中に認証化が行える準備を行います。 同時に、同規格認証に先行しているイギリスなど海外の実態についても情報収集を行います。 また、正会員社に向けたISO20252認証協議会の状況説明と同規格取得に向けた説明会実施を検討します。
  2. パイロット認証と認証スタート
    本年度の春を目処に、ISO9001取得正会員社に対してパイロット認証を行い。本年度末にかけて、同規格の認証化を開始します。
  3. 制定後の普及活動
    ISO20252が調査会社にとって、新たなスタンダードとして定着されるよう業界を挙げてPR活動を展開し、当業界の社会的地位の向上を果たすべく、普及活動を行います。
  4. ISO20252 (市場・世論・社会調査_用語及びサービス要求事項)の認証スキームを改訂致しましたので公開致します。2010年4月19日
    ISO20252 マーケットリサーチサービス製品認証制度の認証スキーム Ver.1(2010.04.19 改訂)

アクセスパネルへの対応

ISO/TC225では、ISO20252の要求事項の継続案件とも言えるアクセスパネルについて、作業部会(WG2:ワーキング・グループ2)が立ち上げられ、2007年度は、2回の国際会議が行われました。 2007年9月にベルリンで行われた第5回国際会議(兼全体会議)にてDIS(Draft International Standard)原案が作成されました。

第4回国際会議 2007年 4月16日~17日 東京
第5回国際会議 2007年 9月19日~20日 ベルリン
第5回全体会議 2007年 9月21日 ベルリン

なお、2008年5月には第6回国際会議がオーストラリアのシドニーで開催されることとなり、FDIS(Final Draft International Standard)に採択に関する議論が行われることを確認し、2008年12月末を目処に新ISO規格(ISO26362)を制定する見込みとなったことを確認しました。


今後の活動予定

  1. ISO/TC225WG2 アクセスパネルへの対応
    ISO20252の要求事項の継続案件とも言えるアクセスパネルの規格について、TC225WG2(ワーキング・グループ2)では継続して議論が行われています。 協会は引き続き委員を派遣し、パーティションメンバー国としての役割を果たしていきます。 なお、2008年度のWG開催は、以下が予定されています。

    第6回国際会議 2008年5月 シドニー