JMRAの紹介

会長メッセージ

「情報発信のできる協会活動の実現」

平成20年3月31日
(社)日本マーケティング・リサーチ協会
会長 田下 憲雄


会長 田下 憲雄 マーケティング・リサーチは、商品やサービスの供給側と生活者をつなぐ架け橋として、消費財メーカーはもちろんのこと、これまでは規制に守られてきた業界や団体にまで、幅広く浸透してきております。 マーケティング・リサーチの重要性は高まることがあっても、低下することはないものと認識しております。

一方、調査をめぐる環境は大きく変化し、これまで業界を支えてきた枠組みの転換を要求しています。 まず第一に、個人情報保護意識の高まりを受けて、調査の協力率が低下し、収集するデータの品質に深刻な影響を与えています。 一方、インターネット社会の到来は、情報発信者としての生活者の新しい可能性を示唆しております。 また、意思決定のためにリサーチデータを活用する立場からは、マーケティング・アクションにつながるインサイトの提供をはじめとして、さらなる専門性の確立を求められております。 最後に国際化への対応です。 お客さまのグローバル化に伴い、市場の変化をはかる「ものさし」としての役割を担うマーケティング・リサーチは、国際的にも通用するクオリティ・スタンダードを確立することが、必須の課題です。

JMRAでは、これらの業界の環境変化に対応して「情報発信のできる協会活動の実現」をスローガンに、さまざまな取り組みを実践しております。 毎年開催される「アニュアル・カンファレンス」や、季刊『マーケティング・リサーチャー』の発行を通じた積極的な情報発信、グローバルにも通用する品質基準の策定と普及のための活動、自主的な調査技術の研究とその発表などは、その一部に過ぎません。 2005年には、日中韓3国のリサーチ協会によって「CJKネットワーク」を発足させ、アジアにおける国際交流のイニシアチブをとっております。

JMRAは、リサーチユーザーに対して、リサーチ協力者に対して、また業界を目指す人たちに対して、そして世界のリサーチャーに対して、情報発信ができる協会でありたいと考えております。 そのことが協会に所属するリサーチャーのプレゼンス向上にもつながるものと確信しております。

時代の変化に対応し、挑戦し続けるJMRAの活動にご理解を賜り、ますますのご支援とご指導をお願い申し上げます。