JMRAの紹介

会長メッセージ

「あらゆる活動をクライアントと共に」

2013年5月29日
一般社団法人 日本マーケティング・リサーチ協会
会長 牧田 孝


Takashi_Makita JMRAの2013年の基本方針と重点課題を以下とします。

<基本方針>
     あらゆる活動をクライアントと共に

<重点課題>
1.委員会活動の強化と相互連携の促進
2.情報提供活動の推進
3.外部諸機関との関係強化
4.協会役員の体制強化とこれによる活動の充実

 近年は、スマートフォンやタブレットPCなどのICTデバイスの進歩とソーシャルメディアの普及により、情報を取り扱う経済活動が急激に変化し、インターネットを介して莫大な情報が氾濫し、その情報の取り扱いをめぐって多くの新しいビジネスチャンスが生まれています。それは、同時にデータの作り手、使い手である我々マーケティング・リサーチ業界に起きている環境変化でもあるといえるでしょう。このような変化は日本だけでなく、先進国、新興国同時に起きている現象であり、昨年のAPRCカンファレンスでは、ビッグデータやソーシャルメディアを取り扱った調査研究の発表が目立っていたのが記憶に新しいです。また、リサーチユーザー企業が発表していた「インサイトからフォーサイトへ」を聞いて、感じ取れたのはリサーチユーザー側のマーケティング・リサーチというものの捉え方が変化しているのではないかということです。これまで我々の業界は「インサイト」をつかみとり提供することを生業としてきたが、時代は未来への道筋を求めており、リサーチはその道筋を照らす一端に成り得る可能性を秘めています。それは我々のプレゼンスを向上させ、市場を広げるチャンスでもあるといえるでしょう。

 データが氾濫する今だからこそ、我々リサーチャーが社会の信用を得るには、データを取り扱うプロとして、環境変化と時代に合わせたデータの取り扱いに気を配りつつリサーチの価値を提供していく必要があるでしょう。

 このような時代背景を踏まえて、JMRAは、データを取り扱う業界としての社会的信用の向上を図り、国内外のマーケティング・リサーチ情報を収集して会員社に提供し、各委員会活動を連携させることで、議論、研究した内容を密にした「リサーチ産業のプレゼンス向上」を図る活動を目指していきます。