(午前の部)データからストーリーを見つける方法
Why is Storytelling Popular? なぜ今ストーリーテイリングに関心が高まっているのか?
参考として挙げられた“Made to stick”(邦訳「アイデアの力」C・ハース/D・ハース著)では、次のように語られる。世の中に広まる素晴らしいアイデアやストーリーは全て「SUCCES」の法則にならっており、才能や知識を問わず、「SUCCES」の法則にそってストーリーを作成すれば、誰でも世の中の人々に広く受け入れられるものを作ることが可能である。
※「SUCCES」は6つの要素の頭文字から。
1)Simple:単純明快である,2)Unexpected:意外性がある,3)Concrete:具体的である
4)Credible:信頼できる,5)Emotional:感情を揺さぶる,6)Story:物語性
直観ではなくフレームワーク(データからインサイトをみつける構造的なアプローチ)を利用してどのようにしていけばストーリーとして組み立てられるのか?問題を定義することからはじまり、より広い文脈や背景の中で捉えること、データを整えることなど適宜質疑応答が行われながら、フレームワークのそれぞれのStepが進められました。
TED/Hans Rosling-Religion and Babies(https://www.youtube.com/watch?v=ezVk1ahRF78)を観て、どのように問題を定義していたか?どのように予測を使っていたか?どのようにプレゼンテーションをより大きいコンテクストに繋げていたか?を考えていきました。
ビジネスクエッションのレンズ、幹となるビックピクチャーを見つける、意味ある例外を見つけることなどフレームワークを構成するそれぞれのStepについて、分かりやすい表現で簡潔な説明に多くの相槌を打ちました。そして、何より正確さより役立つことを優先することやビジネス的に考えていくことの指摘には、目から鱗が落ちるようでした。
午前の部の最後には、これまで学んだことを確認するため、Kahoot!(https://kahoot.com/)でクイズを行い、参加者の中から一番の正解者に素敵なお菓子が贈られました。