1.4 リサーチ手法ごとの実施額
2005年から2006年に掛けて、定量調査手法と定性調査手法の実施額の割合に変化はなかった。
■リサーチ手法別構成 2006年
今回初めて、米国での定量調査と定性調査のそれぞれの手法ごとの実施額の内訳が明らかになった。電話調査の実施額が最も多く、それにオンラインと面接調査が続くことがわかった。
■定量調査の実施額の内訳 2006年(83%)
■定性調査の実施額の内訳 2006年(14%)
ESOMARの最新の価格調査によれば、世界的に見て過去2年間において電話調査の価格は安定しているが、オンラインリサーチの価格は低下している。 オンラインリサーチと電話調査の価格差が大きいのは、オンラインパネル調査の市場が成熟し全般的にリサーチコストが最も高い国において見られる。 アジアの一部の国では、オンラインとそれ以外のリサーチのコストはほとんど同じである。 グループディスカッション調査が実施された国々のデータを比較すると、2005年と2007年の2年間で価格はおよそ13%上昇した。
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