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インターネット調査品質委員会

コンテンツ

 この10年の間にインターネット調査を取り巻く状況が大きく変化し、スマートフォンの普及と若年層パネルの枯渇によって、インターネット調査の存続が危ぶまれています。そこで今の時代にあわせたインターネットリサーチの品質基準を見直すとともに、持続可能なものしていくための啓蒙活動を行います。

  主な事業

(1)マルチデバイス時代の適正な調査ボリュームに関する研究
(2)ネットリサーチの適正化を目指した啓蒙活動"

2024年度委員会活動計画

2024年度委員会活動計画

(1)委員会の目的
  1. マーケティング・リサーチの基幹的な調査手法となっているインターネット調査の 調査品質を向上させる。
  2. インターネット調査に協力していただいているモニターはリサーチ業界における 資源であり、モニターの拡大、回収率の向上こそが調査品質の向上へとつながってい く。
(2)活動背景
  1. 2023年度の委員会活動を通じて、ネットリサーチモニターの継続率が極めて低い ことが判明した。次世代のリサーチ業界への協力者となるモニターの育成が急務とな っている。
  2. 過去に当委員会にて「インターネット調査品質ガイドライン」を策定したが、以降 の運用状況が把握できていない。モニター保護の観点から、より具体的な内容の記述 と実行力を高める必要がある。
  3. 生成AIは多くのリサーチャーにとって、どのような場面でどのようにプロンプト を使用すればいいのかが知見が蓄積されていない。業務に活かせる事例の共有により、 リサーチ業界の業務効率化、人材育成が求められる。
(3)活動内容
  1. 国内外のインターネット調査を取り巻く実態や課題の情報収集を行う。
  2. モニターの継続性を高める調査票の在り方や適正なインセンティブの与え方を検 討する。
  3. マーケティング・リサーチ領域における生成AIの活用シーンごとに安定した結果 が得られるプロンプト技術の向上に努める。
(4)活動目標
  1. 海外のネットリサーチの実態把握と先進事例の情報収集
  2. ネットリサーチモニターのアクティブ率向上に寄与する要因を特定
  3. モニター保護につながるための「インターネット調査品質ガイドライン」の改訂
  4. リサーチ業界における生成AIの具体的活用事例の充実
スポンサー募集

<生成AI活用・情報交流会のスポンサー企業を募集します!>

インターネット調査品質委員会の主催により、6月27日、第1回となる「生成AI活用・情報交流会」を対面+オンラインで開催しました。
この情報交流会は、2023年度のJMRAインターネット調査品質委員会において生成AI(主にChatGPT)の活用検証を実施したことがきっかけとなり、業界の発展のためにもっと多くの人と生成AIに関する情報を共有し合う場を設けたいという思いのもと、開催に至ったものです。
この情報交流会は、生成AIの活用に関心のある皆さんのフランクな交流の場として、今後も継続して開催していく予定です。活動の途中または最終段階で、「生成AI活用事例集(仮称)」のようなものを作成することを想定しています。

生成AI活用・情報交流会の今後の活動に向けてのお願いです。

調査業界において、法人向けのセキュアな生成AI環境を整備するには相応の投資が必要となります。しかし、技術の進展が速く、予算化が難しい領域でもあります。そこで、生成AIに触れる機会が少ないリサーチャー向けに、自由な学びの場を提供するためのスポンサー企業を募集いたします。

既に生成AI環境を導入している調査会社の方も、まだその活用方法を十分に検証しきれていない場合が多いかもしれません。JMRAが提供する業界共有の生成AI環境のもと、他社のリサーチャーと共に学び合い、効率的・効果的なプロンプトの書き方や活用方法を発見しましょう。

この交流会で得られた生成AIの活用方法に関する知見は、JMRA会員社の皆さまに共有し、調査業界全体の技術力・競争力向上を図ります。

リサーチャーが共に集い、学び合う生成AI環境を構築するために、ぜひご協力ください。詳細については、JMRA事務局までご連絡ください。

  • 受付期間 2024年7月17日~2025年3月31日
  • 申込先 (一社)日本マーケティング・リサーチ協会 事務局
     office※jmra-net.or.jp  (メールにてお問合わせの際は、全角「※」を半角「@」に変更してご利用ください。)
  • スポンサー費 一口3万円~(消費税別)
  • 備考
    - 広告宣伝費として会計処理いただけるよう、JMRAから領収書を発行します。
    - 協会HPの情報交流会関連ページ、公開資料等にスポンサー企業名とロゴを掲載します。
    - 情報交流会の開始時と終了時に、スポンサー企業名をアナウンスいたします。


2023年度委員会活動報告

2023年度委員会活動報告

(1)委員会の目的
  1. マーケティング・リサーチの基幹的な調査手法となっているインターネット調査 の調査品質を向上させる。
  2. インターネット調査に協力していただいているモニターはリサーチ業界における 資源であり、モニターの拡大、回収率の向上こそが調査品質の向上へとつながって いく。
(2)活動概要
  1. インターネット調査はマーケティング・リサーチ業界における基幹的な調査手法 となっているが、回収率の低下が指摘されている。パネルの枯渇によって、リサー チ業界全体が縮小してしまわないように、手遅れにならないうちに業界全体として 対処していく必要がある。
  2. インターネット調査が成熟期を迎えてから、データクリーニングについての技術 は停滞している。改めて、今の時代でできるデータクリーニングについて再検討す る時期に差し掛かっている。
  3. 2022年後半に突如AIチャットが世の中の話題を席巻しており、調査業界におい ても業務効率化が期待される一方で、調査業界にとっての脅威ともなり得る。調査 業界はこのAIチャットと向き合っていくべきかという考えを示す必要が出てきた。
(3)活動内容
  1. 2022年度に実施したモニターCS調査の結果を受け、今、各社で実施されている回 答負荷の大きな調査を減らしていく。また、モニターの調査協力へのモチベーショ ンが大幅に向上する仕組みを根本的に変えていくためのアイデアを考えていく。
  2. 各社のデータクリーニングの実態を情報共有するとともに、より高品質なデータ をクライアントに提供するために、どのような手法があるのかを検討する。
(4)活動成果
  1. ネットリサーチモニターのモニタリング指標に継続率指標を追加し、若年層を中 心にした離脱問題を明らかにした。
  2. 2022年度に実施したモニターCS調査のデータを生成AIに適用した。そして、 生成AIの活用場面ごとにプロンプトの書き方を考案した。
  3. ネットリサーチモニターから寄せられたOAデータから、ネットリサーチへの協 力意向が高まるようなアイデアや回答意欲を損ねる要因の整理を行った。
どうがしょうかい

動画のご紹介(YouTubeへリンクします)

2020.7.28
インターネット調査ガイドライン第2版
 


2021年度セミナー活動報告

2021年度活動報告

2021.05.24   JMRAオンライン・ミニ・カンファレンス 2021
「ファーストステップガイド」
    
2020年度セミナー活動報告
2019年度セミナー活動報告
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