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マーケティング・リサーチ エキスパートコース
~テスト・実験調査の設計と結果のデータ分析~

終了案内

2023年1月23日・26日(全2日)に延期いたしました
ないよう

講座内容

本講座では、テスト・実験調査の様々な構成要素に関わる計画立案の方法を学習します。さらに、各種のテスト・実験の結果から得られた様々なデータの分析手法も学習します。テスト・実験調査に関わるこれらの学習によって、目的に即したテスト・実験調査の妥当な計画立案が可能となるとともに、得られたデータから目的に即した信頼できる結果を検出することが可能になるでしょう。
このことは、テスト・実験調査を発注するクライアントの担当者には必須の知識であるとともに、受注する側の調査会社の方にとっても、クライアントと協力してよりよいテスト・実験調査計画立案の助言を行い、妥当な実施を行い、結果から有用な情報を検出・提供する手助けとなるでしょう。そのため、クライアント・調査会社双方のテスト・実験調査の計画・実施・分析担当者に、是非受講することをお薦めします。

【教育内容】

 テスト・実験調査は、食品・飲料や化粧品・トイレタリー等様々な分野の、新製品開発、販売方法の工夫や広告戦略策定等のマーケティングのステージで多用されているリサーチ手法です。このテスト・実験調査の結果は、新発売の製品の決定、販売における商品の陳列方法や広告内容の決定等に寄与する、マーケティングにとって重要な情報を提供する手段です。
 テスト・実験調査は、種々の要因が結果にどのような影響を及ぼすかを明らかにしようとする手法であり、原因と考えられる変数を統制することで結果を適切に解析するための手法でもあります。調査対象者の日常生活の中での製品(既売品や試作品)の使用評価を得る「ホームユーステスト(HUT)」や、評価への影響を解明しようとする要因以外の要因を一定に統制するために、実験室(会場)に調査対象者を集めて実施し、特定要因と結果(評価)の関係を得る「集合会場調査(CLT)」など、様々な手法があります。
 また、製品のメーカー・ブランドの評価を含めて調査対象者の評価を得る「オープンブランドテスト」と、純粋に製品内容のみの評価を得る「ブラインドテスト」といったように、目的によっても異なる手法が存在します。
 さらに上記製品内容に対する評価以外に、製品を構成する様々な要素に対応して、コンセプトと製品の適合度の評価を得る「コンセプト/プロダクトテスト」、パッケージの容器・デザイン・色彩・使いやすさ・材質等の評価を得る「パッケージテスト」、製品名の評価を得る「ネーミングテスト」、製品の成分・効能・使用方法等の表示の理解度評価を得る「表示理解テスト」があります。また、製品の効用と価格の関係の評価を得る「価格イメージ評価調査」や、作成された広告の文案・図案について訴求力の評価を得る「広告コピーテスト」といったテスト・実験調査もあります。
 実験調査の分野では、調査対象者に対して特定の提示をする(「刺激」を与える)グループ(「処理群」、「トリートメント群」)と、それを提示しないグループ(「統制群」、「コントロール群」)に分けて調査を実施し、両者の結果の比較から「刺激」の効果を測定するという手法を用いることもあります。マーケティング・リサーチの分野では、広告やセールスプロモーション(SP)の効果測定等に用いられています。
 このようなテスト・実験調査では、テスト・実験に供する製品等をどのように提示するか、どのような条件下(環境)で実施するか、対象者をどのように配置(グループ化等)するかも、結果に影響を与える重要な要素です。
 テスト・実験調査の質問・選択肢の作成では、その目的によって様々な制約に従わねばなりません。また、得られたデータの分析も、目的と質問・選択肢の構成によって様々な手法があります。
 本講座では、上記のようなテスト・実験調査の様々な構成要素に関わる計画立案の方法を学習します。さらに、各種のテスト・実験の結果から得られた様々なデータの分析手法も学習します。テスト・実験調査に関わるこれらの学習によって、目的に即したテスト・実験調査の妥当な計画立案が可能となるとともに、得られたデータから目的に即した信頼できる結果を検出することが可能になるでしょう。
 このことは、テスト・実験調査を発注するクライアントの担当者には必須の知識であるとともに、受注する側の調査会社の方にとっても、クライアントと協力してよりよいテスト・実験調査計画立案の助言を行い、妥当な実施を行い、結果から有用な情報を検出・提供する手助けとなるでしょう。このような講座内容であることから、クライアント・調査会社双方のテスト・実験調査の計画・実施・分析担当者に、是非受講することをお薦めします。

<使用するテキスト>
「第1分冊」:『マーケティング・リサーチに従事する人のための調査法・分析法』

【受講前の習得が望ましい関連知識】

 本講座受講の前提として必要な知識については、開講当日、受講者のレベルに応じて不足する知識を補足・説明しますが、受講者にはできれば事前に下記の知識を習得しておくことを望みます。
 なお、<マーケティング・リサーチ ベーシックコース>と<マーケティング・リサーチ ステップアップコース>の講座を受講した方は、これらの知識を既に習得済みと思います。これらの授業を受講していない方のうち知識が不足している方は、本講座のテキスト(『マーケティング・リサーチに従事する人のための調査法・分析法』)の該当部分を一読しておくと、本講座の授業内容を理解しやすいと考えられます(同書は、受講申込者に開講前に送付します)。

  1.  マーケティングの各ステージにおける「テスト・実験調査」の利用と利用内容
     『マーケティング・リサーチに従事する人のための調査法・分析法』の27~35ページ
  2. 「測定法」 と 「尺度」 の種類及びその特性
     同書の76~79ページ
  3. 調査票の「回答形式」の設計
     同書の90~97ページ
  4. 「代表値」 と 「分布の散らばり」
     同書の123~128ページ
  5. 「事前/事後調査」 の設計
     第2分冊:『マーケティング・リサーチに従事する人のためのデータ分析・解析法』
     (一社)日本マーケティング・リサーチ協会監修(学文社、2020年)の190~201ページ
同書は本講座のテキストではないため、受講者に送付しません。ご希望の方は、申し込み時にその旨をお知らせください。第1分冊と合わせてお送りします。

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じゅこうほうほうほか
日程及びプログラム

2022年12月15日(木)

10:00~17:00(対面方式)

マーケティング・リサーチ エキスパートコース
~テスト・実験調査の設計と結果のデータ分析~
第1部(10:00~12:00):Ⅰ.テスト・実験調査の構成要素と計画立案
第2部(13:00~17:00):Ⅱ.結果のデータ分析のための基礎知識と分析手法

【Ⅰ.テスト・実験調査の構成要素と計画立案】

  1. テスト・実験調査の概要
  2. テスト・実験調査の企画~実際の調査企画(CLT,HUT)の流れを想定しながら~
    ①テスト方法の選択
    ②調査設計(サンプル設計・割付 等)の検討
    ③刺激の提示方法の検討
    ④提示順の検討(順序効果等の統制)
    ⑤その他の錯誤の検討と統制
    ⑥調査票の作成
【Ⅱ.結果のデータ分析のための基礎知識と分析手法】
  1. 分析に使用する基礎知識の確認
  2. 統計的仮説検定
    ①統計的仮説検定の考え方
    ②用語(帰無仮説/対立仮説、有意水準、第一種/第二種の過誤、標本対応あり・なし… ③統計的仮説検定の一般的手順
  3. 統計的仮説検定の種類
    ・差の区間推定
    ・χ2検定
    ・母平均値の差の検定(t検定)
    ・多重比較

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会場及びお問い合わせ先
講師

第1部

    相川 朋子 氏
    株式会社マーケッティング・サービス マーケティング部課長
    専門統計調査士
    MRナレッジエデュケーション委員会委員

第2部

    大竹 延幸 氏
    株式会社マーケッティング・サービス 代表取締役 社長
    MRナレッジエデュケーション委員会顧問

たいしょう・ていいん・さんかひ
会場

JMRA研修室
東京都千代田区鍛冶町1-9-9 石川LKビル2階  (アクセスマップ
電話:03-3256-3101

対象

正会員社、賛助法人会員社、賛助個人会員、一般
マーケティング・リサーチ会社及びクライアントのリサーチ部門で、テスト・実験調査
の計画・実施・分析に携わる方を対象としています。

定員

各講座 30名
※参加者が10名に達しない講座は、開催を延期又は中止させていただくことがございます。 その際は、事前にお申し込み者にご連絡差し上げます。

参加費

 会員:1名 22,000円 (税込)(テキスト代1冊込み)
 一般:1名 33,000円 (税込)(テキスト代1冊込み)
 ※参考テキストをご希望の方は、お申し込みフォームの「参考テキスト」項目の”いる”を選択して下さい。テキスト代(税込2,640円)を加えてご請求させていただきます。

【使用テキスト】
「第1分冊」:『マーケティング・リサーチに従事する人のための調査法・分析法』 
学文社  (一社)日本マーケティング・リサーチ協会監修
島崎哲彦編著、大竹延幸・小須田巖著(2020)

【参考テキスト】
「第2分冊」:『マーケティング・リサーチに従事する人のためのデータ分析・解析法』
同上

同書は本講座のテキストではないため、受講者に送付しません。ご希望の方は、お申し込みフォームの「参考テキスト」項目の”いる”を選択して下さい。第1分冊と合わせてお送りします。

【受講方法】

会場集合型対面形式

    テスト・実験調査の基礎知識や、その結果から得られた様々なデータ分析手法をしっかりと習得していただけるよう、理解度を把握しながら進めるため、対面形式の講座としています。

 

※新型コロナ感染症拡大防止の観点から、

    会場には、非接触型体温計、除菌シート、手指消毒剤、マスクを用意するとともに、空気清浄機のAirdogX5sを設置して感染予防対策を実施しています。
    そのうえで以下の事項についてご理解とご協力をお願いします。
    ○次の場合は、ご参加をお控えください。
      ・行動制限期間中の方
      ・発熱や咳、くしゃみ、鼻水などの風邪の症状がある方
      ・体調がすぐれない方
    ○受付時に検温を実施します。37.5度以上の発熱がある場合は、参加をお断りし
    ○原則としてマスクを着用してください。
    ○こまめな手洗い、手指消毒、咳エチケットを励行してください。
上記のとおり感染予防対策を講じますが、万一受講に起因して感染した場合であっても、当協会はその責任を負いかねます。あくまで自己責任にて受講いただきますことを予めご了承ください。

 

【申し込み方法】
  • 本ホームページの「▼下部の申し込みボタン」からお申し込みください。
  • 会社単位で「複数名まとめて」お申し込みいただく場合は、こちらよりファイルをダウンロードしてお申し込みください。
    <必要事項をご記入の上、事務局までお送りください。
       お申込みメール:office*jmra-net.or.jp
       (迷惑メール防止のため@を*にて表示しております)

 

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しはらいほうほう
【参加費支払方法(振込先銀行)】
 三菱UFJ 銀行 飯田橋支店(普通)4669542
 みずほ銀行 飯田橋支店(普通)660769
 (銀行振込時に振込手数料は差し引かずにお願いします。)  

請求書はお申し込みいただいた後、メールでお送りいたします。
請求書到着後、参加前日までにお振込みください。

【お願い事項】
  • 事前にお送りする本講座のテキストは、受講前に読了の上ご参加ください。
  • 受講料のご返金は原則できませんのでご注意ください。
  • 特別な事情で、お申し込みされた方がご視聴できなくなった場合は、事務局までご連絡ください。
本セミナーに関するお問い合わせは、

一般社団法人日本マーケティング・リサーチ協会 事務局まで

お問い合わせメール:office*jmra-net.or.jp
(迷惑メール防止のため@を*にて表示しております)