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新入・新人社員から業務経験3年程度の社員ための
マーケティング・リサーチ ベーシックコース(2023年5月開講)

ないよう

講座内容

本講座は、初めてマーケティング・リサーチ業務に接する人から3年程度の業務経験を重ねた方の、リサーチの全体像の知識取得と理解を目標として開講するものです。
講座の内容は、マーケティング・リサーチの基本である、定量調査と定性調査の基礎を理解し、マーケティング・リサーチの全体を俯瞰して体系的に学びます。そのうえで、調査の各工程は有機的に結合し、ある工程の成果は次の工程に大きく影響することを踏まえて、各工程に従事する人が、調査の全工程を含む知識を有することができるものとなっています。
今期より、新製品開発等で多用される手法で、固有の実施方法や分析方法が数多く含まれる「テスト・実験調査」がラインナップに加わりました。
マーケティング・リサーチの実務を担当して日の浅い方や調査の基本を知りたい方、また、調査の営業・企画担当者に受講をお勧めします。

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しょうさい(あこーでぃおん)
<マーケティング・リサーチ ベーシックコース>
「マーケティング・リサーチの基礎学習講座」
(1)副題:~新入・新人社員のための入門編から業務経験3年程度の社員のための基礎編まで~
(2)教育内容及び教育項目

本講座は、マーケティング・リサーチ会社の社員やクライアントのマーケティング・リサーチ部門の人で、リサーチ経験3年までの方を対象とした講座です。

マーケティング・リサーチは、マーケティングの立案・展開過程で生じた様々な課題を解決するための情報を提供する役割を担っており、消費者の嗜好や行動を頻度や比率といった数量で計測しようとする「定量調査」や、消費者の嗜好や行動についてその背景にある心理や経験等との関係を含む構造的把握を目指す「定性調査」があります。「定量調査」のなかには、新製品開発等で多用される手法で、固有の実施方法や分析方法が数多く含まれる「テスト・実験調査」もあります。これらの手法は、課題の内容、即ちリサーチの目的によって使い分けることとなります。

また、これらのマーケティング・リサーチは、企画立案から施設・用品等の準備、データ収集のためのリサーチの実施、データの整理・集約や集計、データの分析、報告書等の分析結果のとりまとめといった過程を経るもので、数多くの工程から成り立っています。これらの工程は、前の工程の品質と成否が次の工程に大きな影響を及ぼす関係にあり、いずれの工程の成否もリサーチ全体の品質と成否を支えているといえます。

ところで、マーケティング・リサーチ会社では、リサーチの工程に従って担当業務が部門に細分化されています。新入社員の方や人事異動の対象となった方は、いずれかの部門に配属されることになるのでしょう。リサーチ会社の日常業務では各部門の従業者は担当工程に専念するので、リサーチの全体像は把握しにくい状況にあります。しかし、各工程が互いに有機的に結合している以上、リサーチの品質向上と結果の信頼性の確保のためには、どの部門の従業者にもリサーチの全体像と各工程に関するある程度の知識は必要とされるものです。

クライアント側のリサーチ担当者は、企画立案やデータ分析に深くかかわる立場ですが、外注が多いリサーチの実施に関する知識は乏しいのではないかと考えられます。

そこで、本講座はリサーチの品質向上と結果の信頼性の向上を目指して、リサーチ会社・クライアントを問わず経験の浅いリサーチ従事者を対象に、リサーチの全体像と各工程の一定の知識の習得を目標に開講します。

また、本講座の内容は昨年までは「定量調査」と「定性調査」でしたが、固有の手法を用いる「テスト・実験調査」が新製品開発等で多用されていることを鑑みて、これも本年から講座内容に加えました。

皆さんが本講座を受講することで、習得したリサーチの全体像と各工程の知識を活用して、よりよいリサーチを目指して、リサーチの品質と信頼性の向上に寄与されることを期待しております。

<使用するテキスト>
  • 教科書:「マーケティング・リサーチに従事する人のための調査法・分析法
    -定量調査・実験調査・定性調査の調査法と基礎的分析法-」学文社
    (一社)日本マーケティング・リサーチ協会監修、島崎哲彦編著、大竹延幸・小須田巖著(2020)
  • 副読本:調査に従事する新入社員のためのマーケティング・リサーチ講座 第3版」
    島崎 哲彦編著
  • 【マーケティング・リサーチとは】
    • 1.マーケティング・リサーチの定義
    • 2.マーケティング・リサーチの効用と限界
    • 3.調査手法の種類と定量調査、定性調査、テスト・実験調査
    • 4.個人情報の保護(プライバシーマーク制度)
    • 5.調査プロセスの国際標準化(ISO20252)
  • 【定量調査】
    • 1.事実探索と仮説検証
    • 2.仮説検証型における「仮説」から「調査票」へ
    • 3.定量調査手法の種類
    • 4.マーケティングとマーケティング・リサーチの関係
    • 5.マーケティング・リサーチの設計
    • 6.標本抽出法
      • ・無作為抽出法
      • ・有意抽出法
    • 7.母集団推計と標本誤差
    • 8.調査票の設計
      • ・尺度構成と調査票の設計
      • ・調査票のワーディング
      • ・質問・選択肢の配列
    • 9.回答形式の設計
    • 10.調査の実施
    • 11.データ入力・集計
      • ・クロス集計
      • ・クロス集計とファインディング
    • 12.データ分析(代表値と分布の散らばり)
    • 13.グラフ化
    • 14.報告書の作成
  • 【定性調査】
    • 1.定性調査とは
      • ・定性調査の定義と種類
      • ・定性調査の特性
      • ・定性的手法の使い分け(詳細面接法、グループ・インタビュー)
    • 2.グループ・インタビューの設計と実施
      • ・一般的手順
      • ・設計の留意点
      • ・質問のフローチャートの作成
      • ・モデュレーター
    • 3.グループ・インタビューの結果のとりまとめ
      • ・結果の分析
      • ・報告書の作成
  • 【テスト・実験調査】
    • 1.テスト・実験調査とは
      • ・テスト・実験調査の定義
      • ・データ収集法
      • ・テスト・実験調査の基本的な考え方
      • ・マーケティングのプロセスにおける活用場面
    • 2.テスト・実験調査の手法
      • ・用語の整理
      • ・テスト・実験調査の流れ
      • ・テスト調査を企画・設計する上での基礎知識
    • 3.テスト・実験調査の実施工程と留意点
      • ・企画・設計
      • ・準備・実施・集計
      • ・データ分析(統計的仮説検定)
      • ・報告書の作成

以上

じゅこうほうほうほか
受講方法

ビデオ・オン・デマンド方式
*視聴期間内に指定URLにアクセスして、何度でも繰り返し受講できます。

使用テキスト

(教科書)
「マーケティング・リサーチに従事する人のための調査法・分析法
  -定量調査・実験調査・定性調査の調査法と基礎的分析法-」学文社
  (一社)日本マーケティング・リサーチ協会監修、島崎哲彦編著、大竹延幸・小須田巖著(2020)

(副読本)
  「調査に従事する新入社員のためのマーケティング・リサーチ講座 第3版」
  島崎哲彦編著

視聴期間(春季)

2023年5月1日(月)10:00開講 ~ 6月30日(金)17:00 まで

*視聴期間に入っても、6月19日(月)17:00まで申し込みを受け付けます。
例えば、6月19日に申し込んだ場合の視聴期間は、
6月20日(火)10:00から6月30日(木)17:00までとなります。

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こうざないよう
講座内容
    • 【マーケティング・リサーチとは】
      • 1.マーケティング・リサーチの定義
      • 2.マーケティング・リサーチの効用と限界
      • 3.調査手法の種類と定量調査、定性調査、テスト・実験調査
      • 4.個人情報の保護(プライバシーマーク制度)
      • 5.調査プロセスの国際標準化(ISO20252)
    • 【定量調査】
      • 1.事実探索と仮説検証
      • 2.仮説検証型における「仮説」から「調査票」へ
      • 3.定量調査手法の種類
      • 4.マーケティングとマーケティング・リサーチの関係
      • 5.マーケティング・リサーチの設計
      • 6.標本抽出法
        • ・無作為抽出法
        • ・有意抽出法
      • 7.母集団推計と標本誤差
      • 8.調査票の設計
        • ・尺度構成と調査票の設計
        • ・調査票のワーディング
        • ・質問・選択肢の配列
      • 9.回答形式の設計
      • 10.調査の実施
      • 11.データ入力・集計
        • ・クロス集計
        • ・クロス集計とファインディング
      • 12.データ分析(代表値と分布の散らばり)
      • 13.グラフ化
      • 14.報告書の作成
    • 【定性調査】
      • 1.定性調査とは
        • ・定性調査の定義と種類
        • ・定性調査の特性
        • ・定性的手法の使い分け(詳細面接法、グループ・インタビュー)
      • 2.グループ・インタビューの設計と実施
        • ・一般的手順
        • ・設計の留意点
        • ・質問のフローチャートの作成
        • ・モデュレーター
      • 3.グループ・インタビューの結果のとりまとめ
        • ・結果の分析
        • ・報告書の作成
    • 【テスト・実験調査】
      • 1.テスト・実験調査とは
        • ・テスト・実験調査の定義
        • ・データ収集法
        • ・テスト・実験調査の基本的な考え方
        • ・マーケティングのプロセスにおける活用場面
      • 2.テスト・実験調査の手法
        • ・用語の整理
        • ・テスト・実験調査の流れ
        • ・テスト調査を企画・設計する上での基礎知識
      • 3.テスト・実験調査の実施工程と留意点
        • ・企画・設計
        • ・準備・実施・集計
        • ・データ分析(統計的仮説検定)
        • ・報告書の作成

 

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会場及びお問い合わせ先
講師紹介

渡邊  久哲 

上智大学文学部新聞学科教授
JMRA理事 HRマネジメント委員会教育分科会担当

中山 厚穂 

東京都立大学 経済経営学部 経済経営学科 教授
JMRA 公的統計基盤整備委員会委員長、
HRマネジメント委員会教育分科会委員

長澤 知恵子 

株式会社 スタークリエーション代表
HRマネジメント委員会教育分科会委員

相川 朋子 

株式会社 マーケッティング・サービス マーケティング部課長
専門統計調査士
HRマネジメント委員会教育分科会委員

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フォローアップ案内
<フォローアップ講座(オンライン)を行います!>

視聴期間終了後の7月に担当講師による半日の「フォローアップ講習」を2コース開設します。実務経験年数に係わらず、ご自分の学習意欲に合わせて選択してください。(両方受講されても構いません。)

■基礎をもう一度じっくり学びたい方向けに(主に、新人の方を対象)
◆開催日:7月3日(月) 時間:14:00~17:30

  • □担当:中山講師
    • 1)14:00~15:30 Part1~Part5補講
    • 2)15:30~15:45 Part1~Part5の質疑応答
    • 休憩(5分)
  • □担当:相川講師
    • 3)15:50~16:20 Part7の補講
    • 4)16:20~16:35 Part7の質疑応答
    • 休憩(5分)
  • □担当:長澤講師
    • 5)16:40~17:15 Part6の補講
    • 6)17:15~17:25 Part6の質疑応答

■基礎よりさらにステップアップしたい方向け(主に、実務経験3年程度の方を対象)
※こちらは「定性調査」のフォローアップはありません。
◆開催日:7月10日(月) 時間:14:00~17:20

  • □担当:中山講師
    • 1)14:00~15:40 Part1~Part5課題の解説を中心とした補講
    • 休憩(5分)
    • 2)15:45~16:00 Part1~Part5の質疑応答
    • 休憩(5分)
  • □担当:相川講師
    • 3)16:05~17:05 Part7の解説を中心とした補講
    • 4)17:05~17:20 Part7の質疑応答

担当講師が、ビデオ講座では伝えきれなかった項目や課題について、追加説明や解説を行います。また、受講者の方との質疑応答の時間も設けます。
ビデオ視聴期間中に感じた疑問点や質問がありましたら、事務局にメールでお寄せ下さい。(質問内容は、講義内容に関するもの、講義範囲内に限ります。)
追って、受講者の方にZoomのURL、ID,PASSをお知らせいたします。
なお、フォローアップ講座はZoomミーティングで行いますので、受講者の方の顔出し、名前出しについてはご了解いただきますようお願い致します。

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たいしょう・ていいん・さんかひ
対象

正会員社、賛助法人会員社、賛助個人会員、一般

マーケティング・リサーチ会社及びクライアントのリサーチ部門の新入社員や人事異動により初めてマーケティング・リサーチに触れる方から3年程度の業務経験を積まれた方を対象としています。

参加費

会員:1名 38,500円 (税込)(テキスト代込み)
一般:1名 48,400円 (税込)(テキスト代込み)

参加費支払方法(振込先銀行)

三菱UFJ 銀行 飯田橋支店(普通)4669542
みずほ銀行 飯田橋支店(普通)660769
(銀行振込時に振込手数料は差し引かずにお願いします。)
請求書はお申し込みいただいた後、視聴のURLとIDとパスワードと一緒にメールでお送りいたします。
請求書到着後、視聴前日までにお振込みください。

ご連絡事項

本ホームページ下部の「お申し込みはこちらから」より、お申し込みください。
お申込みいただいた方に、視聴のURLとIDとパスワードをメールでお送りいたします。

会社単位で「複数名まとめて」お申し込みいただく場合は、こちらよりファイルをダウンロードしてお申し込みください。
お申込シートには下記内容をご記入の上、事務局までお送りください。

  • 「参加者のお名前」
  • 「参加者の視聴するデバイスのアドレス(一人で複数台可能です)」
視聴のURLと参加者ごとのIDとパスワードを窓口に一括でお送りいたします。
問い合わせメール:office*jmra-net.or.jp
 (迷惑メール防止のため@を*にて表示しております)

また、お申込みいただいた方には、上記URL,ID,パスワードの他、事前に本講座のテキスト(A4判PDF:約60ページ)をお送りします。

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しはらいほうほう
【参加費支払方法(振込先銀行)】
 三菱UFJ 銀行 飯田橋支店(普通)4669542
 みずほ銀行 飯田橋支店(普通)660769
 (銀行振込時に振込手数料は差し引かずにお願いします。)

請求書はお申し込みいただいた後、視聴のURLとIDとパスワードと一緒にメールでお送りいたします。
請求書到着後、視聴前日までにお振込みください。

【お願い事項】
  • 参加費のご返金はできませんのでご注意ください。
  • 特別な事情で、お申し込みされた方がご視聴できなくなった場合は、事務局までご連絡ください。
  • 事前にお送りする本講座のテキストは、視聴前に読了の上ご参加ください。
  • 講座の録画録音や画面キャプチャーは、固くお断り致します。
  • 複数名によるIDとパスワードの共有(使いまわし)は、固くお断り致します。
終了案内


募集期間は終了しました。
問合せ

本セミナーに関するお問い合わせは、
一般社団法人日本マーケティング・リサーチ協会事務局まで

問い合わせメール:office*jmra-net.or.jp
(迷惑メール防止のため@を*にて表示しております)