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AI入門:チュートリアル・セミナー 第3回(2020.01.23)報告

ほんぶん

1月23日(木)に、リサーチ・イノベーション委員会主催による第3回AI入門:チュートリアル・セミナー「分析ソフトウェア(Python)の実装と使用例 [講義と演習]」(講師:佐藤哲也 氏(株式会社アンド・ディ 代表取締役)、梅山貴彦 氏(株式会社クロス・マーケティング リサーチ・プランニング本部副本部長)を開催しました。

セミナー前半では、佐藤哲也講師からウェブページの構造と、内部で動作しているプログラムの実態について説明が行われました。
まず、ウェブページがどのように構成されているか、HTMLとCSSのソースコードがどのように記載されているかの解説がありました。その上で、人が閲覧している画面の裏側でプログラムがどのように動いているのか、ウェブページをクローリング/スクレーピングするソフトウェアがどのように必要な情報を特定しているかの仕組みを学びました。

後半では、梅山貴彦講師による演習が行われました。
まず、事前に参加者に配布された課題の各種ライブラリの概略やコードの意味を講義形式で学んだあと、参加者が持参したPCを用いて、実際にPythonを動かしてウェブページから特定のPDFをダウンロードし、そのPDFから抽出したテキストを使用してワードクラウドを作成しました。抽出された単語の出現頻度をビジュアルで表すワードクラウドは、リサーチャーが仮説を導き出す有効なツールの一つになると考えられます。参加者は実際に自らの手を動かすことで、「AIの活用」をよりリアルに体感できたことと思います。

3回シリーズとして開催した「AI入門:チュートリアル・セミナー」は今回で終了しましたが、本セミナーを通じて多くの方にリサーチャー視点からのAIの基礎知識を吸収していただけたと思います。
今後もリサーチ・イノベーション委員会では、AIが市場調査業界にもたらす影響と対応策について発信していく予定です。ご期待ください。