JMRAのCLT対策協議会及びコンプライアンス委員会では、このほど『事前リクルート業務実施のためのガイドライン』を発表しました。

本ガイドラインは、JMRA会員社が事前リクルートによるCLT・HUT・FGI・DI等の調査業務を実施するにあたり、調査対象者のリクルート業務をリクルート事業者に委託する際に、個人情報を適正に取得・利用するとともに、調査品質を適切に担保するための措置を定めたものです。

本ガイドラインは、もともと2020年3月中に決定済みで、4月1日付の施行を予定していたものですが、新型コロナウイルス感染症の蔓延を受け、公開を見送っていました。5月25日の緊急事態宣言解除後、6月中には各種リクルート業務も再開されましたが、特段のトラブル等もなく円滑に実施されていることを確認し、今回の発表に踏み切ることといたしました。

なお、実務的にはまだ現場の感染症予防対策が優先される状況ですので、当分の間、履行期限を定めることはいたしません。リクルート事業者向けの研修会等につきましても、秋以降の社会経済状況をみた上で企画・検討してまいります。
会員社におかれましては、本ガイドラインを遵守し、対象者情報及びクライアントの秘密情報を保護するとともに、業務の品質管理によりいっそう努めていただくようお願いいたします。

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合わせまして、『CLTにおける新型コロナウイルス感染症予防対策暫定ガイドライン』についてもご参照ください。