11月29日（金）に、リサーチ・イノベーション委員会主催による第2回AI入門：チュートリアル・セミナー「MR 会社の現場で役立つ人工知能の利活用ユースケース」（講師：佐藤暢章 氏（株式会社インテージヘルスケア執行役員）、佐藤哲也 氏（株式会社アンド・ディ 代表取締役／株式会社ルグラン CTO（最高技術責任者） ）を開催しました。
セミナーの前半では、佐藤暢章講師から、医療用医薬品市場と一般消費財市場のマーケティングの違いを踏まえ、分析イメージ、全数予測モデル、リサーチ分野における機械学習への利活用事例を紹介しました。
その後、実務にてRやPythonを駆使した分析を担当する佐藤達己 氏と町田脩 氏より、実際の分析スクリプトを交えつつ、業務処理を効率化した事例や、ビッグデータとリサーチデータの融合解析事例の紹介がありました。
後半では、佐藤哲也講師が様々な集合知・人工知能関連技術の応用可能性・ユースケースについて解説を行いました。
マーケティング・リサーチに適用できるAIを用いたサービス創造や業務の自動化・効率化について、実例をあげならがら、今後どのような展開が見込まれるかの紹介がありました。
AIがマーケティング・リサーチでどのように使われているのか、また使われ得るのかを、実際の応用例やリリースされているツールの紹介を通して、知見を深める良い機会になったのではないかと思います。
次回、1月23日（木）に開催する第3回のチュートリアル・セミナー「分析ソフトウェア（Python）の実装と使用例［講義と演習］」では、Webからのデータクローリング/スクレーピング方法と、自然言語処理の実例に基づく講義と演習を行う予定です。
