コンプライアンス委員会の活動紹介

コンプライアンス委員会 委員長 清水 肇

コンプライアンス委員会は、大きく変化する時代において、マーケティング・リサーチ産業の社会的地位を損なわないことを目的として、以下の活動を行っています。

1. マーケティング・リサーチ業界内憲法であり、調査機関の行動規範として遵守が求められる「マーケティング・リサーチ綱領」の趣旨理解の推進と、同綱領の観点からの正会員社入会審査
2. マーケティング・リサーチ活動の根幹である個人情報保護法およびJIS Q 15001に準拠したうえで、より高い次元での個人情報の取扱いを定めた「マーケティング・リサーチ産業　個人情報保護ガイドライン」の普及・推進及び各種法規等改定に伴う更新
3. マーケティング・リサーチ活動を行う上での法務・倫理課題への対応のための「法務ハンドブック」及び「調査マネジメント・ガイドラインをはじめとする調査業務ガイドライン 」の策定と定期的な改訂並びに「マーケティング・リサーチ活動への造詣が深い顧問弁護士による個別法律相談」等、会員社向けサービスの実施

なお、当委員会は、各社の法務法律担当者、企画・営業担当者、実査を含む専門業務担当者等々多数の方にご参加いただき、一般的な法律課題からマーケティング・リサーチ業界特有の専門的な課題やグローバルな課題まで幅広く議論・検討が行われています。
また、ISO/TC225国内委員会兼マーケティング・リサーチ規格認証協議会、プライバシーマーク審査会、ＣＬＴ対策協議会等各委員会と情報を共有し、各種課題への対応を行います。

今後も会員各社の皆様の当委員会への積極的なご参加、並びにご指導、ご協力をお願い申し上げます。

掲載日
2022.3.15