対面式調査の復活に向けて！
― コロナ対策を徹底させ、多様なクライアントニーズに応えよう ―

新型コロナウイルスの感染拡大や緊急事態宣言の発出に伴い、JMRAでは対面式調査の感染防止対策の徹底、オンライン手法による代替等を呼びかけてきました。
本メルマガの発行時点（3月16日）で、首都圏では緊急事態宣言が3月21日まで延長されており、その後の見通しも不透明な状況になっています。しかし、市場調査に対するクライアントのニーズは底堅く、この間も様々な対策を施した上で、CLT、グループインタビュー、訪問面接調査等が実施されてきています。幸いにして、市場調査活動の実施に伴う感染報告は１件も発生していません。
春を迎え、またワクチンの普及など医療対策の進捗に伴い、対面式調査手法ならではのニーズも遠からず復調してくるものと見込まれています。
今までに会員各社が実施してきた対策により、調査対象者のご理解とご協力を得られ、かつクライアントにもご了承をいただける調査環境が整備されてきました。本特集でのご紹介を通じて、安全を確保しつつ、クライアントの多様な調査ニーズに対応する体制作りの参考にしていただければと存じます。

CLT（会場テスト）

街頭では、ビブス着用とマスクをして身分証を掲示した調査員が、対象となる通行人に声をかけます。
会場では入り口で検温をさせていただき、平熱の方のみ入室をいただきます。
また、入室の際は、マスクの着用と手指の消毒をお願いしています。

訪問面接調査

「訪問面接はもう難しいのでは？」と感じておられる方が少なくないかも知れませんが、コロナ下でも感染防止対策を徹底させた上で、着実に実施されてきています。
公的統計調査やベンチマーク（定点観測）調査など、実施本数は限られているのが実情ですが、対象者の協力率をはじめとして、コロナ前と大きな違いはないことが報告されています。
また、調査員への指示集会（インストラクション）は、電話、Zoomなどのオンライン会議、CLTと同様の管理下での会場集会、あるいはそれらの組み合わせによって実施されています。

事例紹介

• 日本インフォメーション株式会社
• 株式会社マーケティング・リサーチ・サービス
  
  

本特集の作成にあたっては、以下の取材先各社に多大なご協力をいただきました。この場をお借りしてお礼申し上げます。なお、取材班も、適切な感染症予防対策を行っております。
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日本インフォメーション株式会社 様
株式会社 マーケティング・リサーチ・サービス 様
株式会社 消費者行動研究所 様
マーケッティングクリエイティブ株式会社 様
株式会社 日本リサーチセンター 様
株式会社 ジャパン・マーケティング・エージェンシー 様
＊＊＊ ご協力ありがとうございました ＊＊＊

（掲載：2021年3月15日）