テーマは「Next DepARTure ─これまでの50年、これからの50年─」
2025年、JMRA(日本マーケティング・リサーチ協会)は創立50周年を迎えます。
節目の年にあたり、“これまでの50年”を振り返り、“これからの50年”を構想する記念カンファレンスを開催いたします。
今年のテーマは「Next DepARTure ─これまでの50年、これからの50年─」。リサーチ業界に根づく堅実さや手続き重視の姿勢に対し、あえて“ART(創造性・とがり・属人性)”という異質を取り込み、個の可能性を問い直します。生成AIの進化や社会構造の変化が進む中で、業界は今、あらためて“人”にこそ価値が問われる時代を迎えています。
本カンファレンスでは、最新トピック、業界リーダーの議論、ネットワーキングを通じて、次の時代への一歩をともに考えます。本テーマには、多様な立場や世代の方々が未来を語り合い、共に価値を創っていく場となってほしいという願いが込められています。
この50周年を、皆様と一緒に盛り上げていければ幸いです。
業界の“これまで”と“これから”を見つめる特別セッション
今回のカンファレンスの基調セッションでは、「次の50年のDepartureへ -展望と課題を徹底討論-」をテーマに、学術・リサーチ業界の識者が業界のこれまでとこれからを語ります。
登壇は、早稲田大学商学学術院教授であり、公益社団法人日本マーケティング協会(JMA)理事長も務める恩藏直人氏や、JMRA会長・五十嵐幹氏をはじめ、第一線の経営・研究のプロフェッショナル。
マーケターなどリサーチクライアントから見たリサーチ業界への課題や期待などの視点も交え、リサーチ業界としての現状を確認し、今後の中長期的な展望や機会をディスカッションします。
注目セッションその1「Z世代との向き合い方とインサイト活用のこれから」
若年層の価値観や行動は常に変化し続けています。
「SHIBUYA109 lab.式 若年層との向き合い方」と題した本セッションでは、SHIBUYA109 lab.所長 長田麻衣氏をお迎えし、Z世代とのリサーチに基づいたブランドづくりの実践的なアプローチを共有いただきます。
SHIBUYA109 lab.では月200人規模の15〜24歳若年層から、定性的な声を丁寧にひろいあげており、多様なブランドとの取り組みも進んでいます。若者理解の最前線を知る貴重な機会となります。
注目セッションその2「インターネットリサーチの未来を守るために」
インターネット調査における回収率の低下やモニター離れが進む中、調査品質の維持は業界全体の喫緊の課題です。
「調査の未来を守るために ― インターネット調査サスティナブル宣言2025」と題したセッションでは、マクロミル 村上智章氏より、業界全体での理解と連携を呼びかけます。
スポンサー企業によるミニセッション・交流会も開催予定!
会場内では、スポンサー企業によるミニセッションを終日開催予定です。最新ソリューションの紹介から、実践的なリサーチ活用事例まで、実務者にとって有益な学びの場をご提供します。
また、当日18:00より情報交流会を開催予定です。同じ関心を持つ来場者同士でのネットワーキングの機会として、ぜひご活用ください。
参加には事前申込が必要です(無料)
カンファレンスの参加は無料ですが、事前のお申込が必要です。
定員に達し次第締め切りとなりますので、参加を希望される方はお早めにお申込ください。